先日、「サッポロモノヴィレッジ 2025 春」に出店しました。

あらためて数えてみてば今回で出店10回目。なんかちょっと「節目」ってやつですよね。

なので過去の出店も思い出しながら「モノヴィレッジ2025春」をまとめ記事にしました。

ととたま

搬入・搬出、駐車場のリアルをお伝えするね。

これからモノヴィレッジに出店したいと思っているあなたの参考になれば幸いです。

次回開催決定!「サッポロ モノ ヴィレッジ 2025 秋」

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持ち物のチェック

搬入が車の場合、なんでもどんどん積み込んでしまいがちなんで、最初の出店は持ち物が多くて運搬が大変でした。

駐車場とブースの間を2回も往復すると体力も時間も消耗してしまいます。

なので1回で運搬できるように持ち物を厳選しなきゃと思い、持ち物をリストを作りました。

リストアップでまずしたことは、実際にブース設営のシュミレーションをしたことです。

自宅の床にブースのサイズにマスキングテープを貼って、テーブルや什器、棚、作品、装飾も、できるだけ本番に近い形で設置してみました。

そうして本当に必要なものだけをリストにしたら、持ち物がコンパクトになって運搬がラクだし設営も時短できました。

私のモノヴィレッジ出店は最初はライトブースからはじまり、カーブースを3回、スタンダードブース2回、そしてまたライトブースに戻って4目目です。

出店のたびに意外な発見があったり反省点もあったりして、そのたびに持ち物リストも更新します。

よかったら私の持ち物リスト[PDF]も、あわせてご覧くださいね。

モノヴィレッジの必需品

出店者駐車証・出店者パス

出店者駐車証、出店者パスは、事前に郵送で送られてきます。

もし前日搬入のときや開催当日に忘れると、駐車場代1,000円、入場料700円を支払って入ることになります。

これは痛い出費ですよね。なのでくれぐれもお忘れなく。

風対策グッズ

モノヴィレッジでは、ブース設営後や開催当日の朝に、オープンアリーナ駐車場の大扉が開きます。

大扉が開くということは風が入るということで、この風がけっこうな強風で、什器や作品などが飛ばされる危険があります。

特にオープンアリーナ駐車場に近いブースは、だいぶ強風の影響を受けますので注意が必要です。

対策としては、

  • 軽い作品や小さい作品は箱にしまっておく
  • 倒れやすい作品や什器は下におろして伏せておく
  • ブースに被せる布は洗濯ばさみやクリップで固定しておく

私のおすすめの風対策グッズは洗濯ばさみです。

ブースに被せる布はあおられやすいので、裾を止めておくと安心ですよ。

私も数年前、ブースがオープンアリーナ駐車場に近かったとき、風の実態を知りました。

開催当日の朝行ってみると、ブースに被せておいたはずの布が数メートル先の通路に落ちていてびっくり。他のブースに飛んでいかなくてよかったとヒヤヒヤしました。

それから洗濯ばさみは必須アイテムです。

飲み物

設営中も開催中も、こまめな水分補給は大事です。

ドーム内には飲み物の自動販売機がありません。(水飲み場が各階にあります。)

開催当日は朝9時からフードと飲み物の販売がはじまりますが、前日搬入日については販売がないので飲み物を用意しておいたほうがいいと思います。

会場に持ち込みOKの飲食は、

  • 750㎖以下のペットボトル

逆に持ち込みNGの飲食は、

  • 凍らせたペットボトル
  • 750㎖以上のペットボトル
  • お弁当などの食べ物

安全面と衛生面のうえで禁止となっています。

感染症対策グッズ

コロナが完全に無くなったわけではないですし、インフルエンザだってあなどれません。

2日間で25,000人以上来場するイベントですから、私としてはまだまだマスクは欠かせないと思っています。

私は予備のマスク、除菌ウェットティッシュも用意します。

ごみ袋

ブース内(自分のいるスペース)は通路から意外と見えるんですよね。

飲食のゴミが無造作に置かれていたのでは、ショップの印象にも関わるのでゴミ袋を用意して整理整頓しています。

また、出店者はゴミを持ち帰えるのがマナーと思います。

釣り銭

私のブースの支払い方法は現金のみなので、釣り銭は必須です。

もし今後キャッシュレス決済を使うとしても、現金で支払いたいお客様は一定数いると思うので、まったく釣り銭を用意しないというふうにはならないでしょう。

私の釣り銭の内訳はこんな感じです。

硬貨:8,000円

    • 100円硬貨  30枚  3,000
      • 500円硬貨  10枚  5,000

      紙幣:40,000円

        • 1000円札    30枚 30,000
          • 5000円札      2枚 10,000

        合計:48,000円。

        実は私、今回の出店で「売上げた作品数と金額が合わない!」という謎の事態になり、結局釣り銭の金額のメモが間違っていたせいだったのですが、判明するまで2時間かかりました。

        「焼きが回った」なと思った瞬間でした。

        自分の買い物用の小銭

        開催当日は朝9時からフードと飲み物の販売がはじまります。

        私もさっそく9時にサンドウィッチとコーヒーを買って、スタンド席で朝ご飯です。

        今のところフードの販売は現金のみ。

        いずれはキャッシュレス決済になるかもですが、当面は小銭が必要いりますね。

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        運搬が楽になるおすすめアイテム

        キャリーカート

        キャリーカートがあればイベントの荷物を1度で運ぶことができます。

        私が使っているカートのお気に入りポイントは、

        • 深さがあって荷物をたくさん積んでも安定する
        • タイヤが太く、ちょっとした段差も砂利道もへっちゃら
        • 押しても引いても使える2つのハンドル
        • ブース内にスッキリ収まるサイズ感

        開催中はカートをそのままブース内に置いて、在庫の作品、包装資材、ゴミなど全部収納します。(目隠しの布は必須です。)

        ちなみに、引いて使うほうのハンドルは取り外しました。

        什器(床置きの棚)

        運搬が楽になるというか、折りたためて運搬しやすいという点でおすすめの什器です。

        また、棚は延べ面積にするとテーブルより広いので、空間を取りつつ平置きで陳列できるところも気に入っています。

        そして、この棚は普段は作業部屋で在庫作品の保管場所に使っていて、年中フル稼働です。

        什器をレンタルする

        遠方からの出店の場合、レンタルは欠かせないですよね。

        また、市内や近郊からの出店でも、ひとり出店や、超絶時間が無くて前日搬入ができない場合、レンタルは神です。

        レンタル(山王スペース&レンタル)は事前予約が安心ですよ。

        前日搬入の時間帯と開催当日の朝もレンタルできますが、数に限りがあるようなので、やっぱり予約がおすすめです。

        私もテーブルをレンタルしたいと考えたときがあって、でも返却は会場のレンタル窓口へ持っていかなくてはならないのがネックでした。(とても一人では運べない~)

        ところが今回からの返却は、そのままブースに置きっぱなしでOKになりました!(ありがとうございます!)

        荷物を宅急便で送る

        搬入搬出にヤマト宅急便を利用できます。

        【荷物をドームに送る

        • ヤマト営業所に持ち込み、「紙の手書き伝票」か「ネコピット」を利用する(クロネコメンバーズとゲストさんもOK)
        • ヤマト営業所、PUDO、セブンイレブン、ファミマに持ち込み、「スマホで送る」(クロネコメンバーズのみ)
        • WEBで集荷を依頼する(クロネコメンバーズとゲストさんもOK)

        持ち込み割引、デジタル伝票割引の特典もあります。

        会場での受け取りは、ヤマト運輸ブースへ。

        送料がお得になる送り方は、クロネコメンバーズで、ヤマト営業所に持ち込み、「スマホで送る」
        クロネコメンバー割は専用カードに3,000円以上のチャージで10%割引、クロネコメンバー割BIGは専用カードに50,000円以上のチャージで15%割引になります。

        【荷物を自宅に送る】

        • 会場内のヤマト運輸ブースで受付
        • 着払い、元払いが可能
        • QRコード、クレジット決済のみ
        • 受付の翌日に荷物が発送される

        ヤマト運輸ブースでは台車の貸し出しがあります。

        とはいえ、台車もたくさんあるわけではないので、ここでも長蛇の列は覚悟しましょう。

        聞くところによると、まず台車を借りる列に並んで、次に発送手続きの列に並んだとのことでした。

        時短の対策としては、もし手荷物が増えても大丈夫なら、コンパクトカートがあると便利ですよ。

        私が持っているのは二輪タイプです。四輪タイプもあります。

        公共交通は地下鉄とバス

        会場の「大和ハウスプレミストドーム」は、羊ヶ丘通りと国道36号線の間に位置します。

        最寄り駅は地下鉄福住駅(徒歩7分)、バス停は36号線と福住桑園通りにあります。

        私は公共交通はあまり利用しないので、Googleマップで調べました。よかったら参考にしてくださいね。

        Googleマップ

        搬入・搬出で駐車場を使う

        前日搬入のドーム入場開始時間は15時から、終了は19時です。

        オープンアリーナ駐車場と一般駐車場を利用できます。

        オープンアリーナ駐車場より、一般駐車場のほうが早く会場に入れるという情報もあるようです。

        車での入場は羊ヶ丘通りからで、黒い線が入場経路です。

        ゲートでスタッフさんが出店者駐車証を確認するのでダッシュボードに置ておきます。

        そして利用したい駐車場(オープンアリーナ駐車場一般駐車場)の希望を伝えます。

        Googleマップ

        オープンアリーナ駐車場

        前日に搬入

        オープンアリーナ駐車場は会場に隣接しているので、とても近くて便利です。

        そして前日搬入のみ無料で利用できます。(1ブース1台)

        多くの人は、入場開始の15時を狙って早めに行くと思います。

        前々回までは、私も同じく15時に入場したくて1時間前の14時に行って並んでいたのですが、「2025年春」の開催ではシステムが変わって、オープンアリーナ駐車場は駐車時間1時間の制限制になりました。

        なので、15時に入れたとしても1時間で出なければならなくて、だったら1時間前から並ぶのもどうかなぁと思いました。

        今回私はドームに17時ころ行きました。するとオープンアリーナ駐車場前は待機の車が2台いただけですぐに駐車することができました。

        そして荷物をキャリーカートで運び、テーブルと棚の設置、作品を一部陳列するとこまでやってこの日は終了。

        かかった時間は50分くらいでした。

        当日に搬入

        開催当日は朝7時から入場できます。

        開催当日のオープンアリーナ駐車場は、パネルブースとワークショップの出店は無料ですが、ライトブースとスタンダードブースは無料では利用できません

        利用するには、事前に「OP駐車券」の購入が必要です。(両日券3,000円、単日券1,500円)

        数に限りがあるので毎回すぐに売り切れるようです。

        退場の経路

        今回は退場の道順も今までとは違い、36号線側が出口でした。

        Googleマップ

        オープンアリーナ駐車場から一旦会場に侵入、スタンド席に沿って進み専用通路へ入って外に出ると36号線です。

        左折(札幌中心部方面)退場です。

        36号線は3車線で普段から交通量が多いのですが、左折の札幌中心部方面は夕方の帰宅タッシュでも激混みにはなりません。

        ちなみに、私が退場した18時ころもそれほど交通量は多くはありませんでした。

        一般駐車場

        前日に搬入

        一般駐車場の利用は前日搬入日から最終日まで無料です。(1ブース1台)

        私は前日搬入に一般駐車場は使わないので混み具合はわからないですが、エレベーターではそれなりに並ぶと思います。

        駐車場所はスタッフさんが誘導してくれます。

        ブースまでの経路は、真っ直ぐ道路を横切り西ゲートから入ってエレベーターで降ります。

        Googleマップ

        エレベーターは大きなキャリーカートが2台と人が3,4人入れるくらいの広さで、3機あります。

        荷物を手で持っていけるのでしたら、階段で降りたほうが早いです。(階段はエレベーターの横です)

        でも階段は2階建て分くらいあって長いので、ムリはしないでくださいね。

        当日に搬入

        こちらも同じく開催当日は朝7時から入場できます。

        開催1日目と2日目の朝は皆さんばらけて来る感じなので、入場の列もそんなに長くはないです。

        退場の経路

        一般駐車場からの退場は羊ヶ丘通りです。

        Googleマップ

        羊ヶ丘通りも3車線道路です。

        36号線よりも交通量が多く、さらにスピードを出す車(高速道路並みのスピードも。。)が多いので合流にはお気を付けください。

        私が最終日に退場するときは、福住桑園通りへ誘導されました。

        福住桑園通りは、いつもそれほど混んではないので右折もできます。

        右折で36号線交差点・白石方面、左折で羊ヶ丘通り交差点・西岡方面です。

        Googleマップ

        最終日の搬出(撤収)

        モノヴィレッジ最終日終了は17時

        終了10分前くらいに「蛍の光」が流れ、閉館のアナウンスが入ります。

        アナウンスが入ったら、本格的に撤収作業をはじめてもいい感じですが、安全のためブースの周りに人がいないことを確認してから作業します。

        私は撤収が苦手で、サクサクと手早く動くことが出来ないんですよね。

        特に作品を箱に収めていくとき、持ってきたときと同じように入らない謎の現象に焦ります。

        搬出(撤収)は19時まで

        私のいつもの搬出パターンは、

        • キャリーカートに積み込み撤収完了まで1時間
        • エレベーターで地上に上がり一般駐車場に行くまで40分
        • 一般駐車場からドームを出るまで20分

        エレベーターは入場口(一般駐車場方面)に3機、奥のオープンアリーナ駐車場側に1機あります。

        1,800ブースが一斉に搬出するので、当然エレベーターは長蛇の列です。

        伸びる最後尾を追っかけてやっと並んで、そこから一般駐車場にたどり着くまで40分はかかります。

        それからまたドームの出口まで車の列...なのですが、今回の「2025春」は違っていて、なんとすんなり2、3分でドームから出られたのには驚きです。

        おかげで早く家に帰れてゆっくりできました。

        まとめ

        いかがだったでしょうか。

        「モノヴィレッジ2025春」のおもに搬入搬出のまとめを私の体験談を交えてお伝えしました。

        あなたがモノヴィレッジ出店で不安と思うことが少しでも解消されたなら幸いです。

        そして私も体力の続く限り出店していきたいので、地道に頑張っていこうと思います。

        サッポロモノヴィレッジ公式サイト 2025年11月開催決定

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