お客様になかなかレビューを書いてもらえない、レビューが少ないとお悩みですか?

レビューがもっとあったら、作品ももっと売れる?

そうだね。レビューを参考にして購入することもあるよね。

レビューの力は絶大です。レビューは販促ツールになり作家のエネルギーにもなります。なのでたくさんレビューが欲しいと誰でも思いますよね。

でもどうしたらレビューを書いてもらえるの?

レビューを催促する?

おまけを付ける?

値引きする?

送料無料にする?

いえいえ、そういった小手先のことでは結局作家が疲れるだけなのでお勧めしません。

今回はレビューを書いてもらえないというお悩みに、私の実践している方法をお伝えしていきますね。

よかったら参考にしてみてください。

スポンサーリンク

あなたのショップのレビュー率を知っておこう

実際のところ、あなたのショップのレビューは本当に少ないのでしょうか?

まずそれを確かめてみたいのでレビュー率を計算してみましょう。

レビュー率とは

レビュー率とは、「レビューを返してくれたお客様が購入されたお客様のうちどれだけいるの?」 という割合です。

minneが発表しているレビュー率は40%です。(minne公式サイトより)

3、4年前のレビュー率は30%だったらしいので上がってきていますね。

レビュー率の計算は以下になります。

レビュー率=(レビュー数÷売上げ件数)×100

私も計算してみました。レビュー率は41%でほぼ平均値です。

予想では30%くらいかなと思っていたので意外でした。

さて、あなたのショップのレビュー率は?

  • 40%以上…凄いです! お客様の感動の声がここまで聞こえてきそう。
  • 30%~40%くらい…平均的にレビューをもらえていますよ。
  • 30%未満…ひょっとしたらお客様の満足度が低いのかもしれません。ショップのテコ入れが必要かもですね。

どうでしょうか。

思っていたより高いレビュー率で安心しましか?

それとも低くてがっかりですか?

「やっぱりあと〇件レビューが欲しいなぁ。」

「実はレビューは十分あったんだ。」

みたいな感じで、目標が具体的になったり、また安心材料にもなったりして、なんかトンネルを抜け出た気分になりませんか? (私はなりましたよ~)

レビュー率がアップする方法

リサーチ力で売れる作品づくりを目指す

まず作品が売れなければレビューもへったくれもありませんよね。

売れる作品はやっぱりトレンドを意識していると思うので、私はそこをリサーチしています。

そして実際に作品に落とし込んでいくわけですが、私は試作に材料費を使い過ぎる傾向にあって、今は図案と設計にかなりの時間をかけています。

お客様は作品に感動したなら、きっとレビューを書きたくなるはず。

本気出していきましょう。

ショップカード・お礼状を工夫する

ショップカードは大事な宣伝ツールですよね。

でも名刺サイズの小さな紙ですから、失くしたり捨てられることが普通でしょう。

そこで「失くしたくない」「可愛いから飾ろう」と思ってもらえるデザインで作っています。

雑貨と一緒に飾ったり、栞に使っていただくイメージです。

紙もちょっと厚めだと存在感があるので、印刷屋さんに発注しています。

お礼状は作家の熱すぎる想いを長く綴るのはやめた方いいです

私もはじめてリピートしてくれたお客様に、お礼状を便箋に綴ってしまった経験があって後で後悔しました。

きっと引かれたに違いないです。

それにお客様によっては、「お礼状は捨てにくいからあっても困る。」という声もあるらしいですし、逆に「手描きが嬉しい。」と言っていただくこともあります。

そこで試行錯誤を繰り返したどり着いた私のお礼状は、

  • 捨てても罪悪感を持たない小さなサイズ
  • 無地にスタンプ
  • 文章は短くまとめた自作の定型文(リピーターさんには臨機応変に)
  • 丁寧に手書き

ご参考までに...。

他にはお取り扱いの注意とお手入れ方法を書いたカードも入れています。

梱包は、安全 >ビジュアル

梱包は作品の安全が第一、次にビジュアルです。

箱の中で作品が動いてしまうのはキケンですから、緩衝材はしっかり入れます。

そしてビジュアルですが、きっとお客様は期待いっぱいに梱包を開けていくはずです。

なのでコスパは重視しつつ、さりげなく可愛く丁寧に梱包します。

ちょっとのワクワクを演出しましょう。

ただし、経費をかけ過ぎた過剰包装は、「このペーパーとかも価格に入っている?」とお客様をモヤモヤさせてしまうので気を付けましょう。

購入後、発送は12時間以内

minneの作品登録では「発送までの日数の目安」の項目があって私は2日にしています。

でも実際の発送は12時間以内を目指しています。

一般的に購入後から発送までの時間が24時間以内でも早い方ですが、私としてはそこは差別化を図っています。

また受注生産では納期は絶対厳守です。納期予定が長期の場合は、あいだで進捗状況をお知らせしてお客様に安心していただきましょう。

配送状況をアプリで見守る

作品がお客様に届いて破損の有無を確認するまでが作家の責任だと思っています。

なので私は配送の追跡・補償ありのらくらくミンネコパックで発送しています。

アプリでお客様と配送状況(発送・運送中・配達中・配達完了の4段階)を共有することできますから、お客様も私もストレスフリーです。(ちなみに送料はオプションでお客様負担です。)

ちなみに過去のトラブルで「お客様の住所に尋ね当たらない事件」がありました。そうなると作品は返送されてきます。なのですぐにメッセージでお客様に正しい住所をお聞きしてタッチ&ゴーで送り直しました。(送り直しの送料は発生しませんでした。)

メッセージ・レビューへの返信は6時間以内

お問い合わせのメッセージ、作品受取りのメッセージやレビューには6時間以内に返信します。

わざわざ時間を取ってメッセージやレビューを書いてくださっているのですから当然です。

特にお問い合わせのお客様は返信を待っているので速やかに回答します。

放って置かれることがどれほど不安で失礼なことか。誰でも嫌ですよね。

スポンサーリンク

レビューを催促するのはアリ?

私的には自分からレビューを催促するのはナシです。

そもそも小心者なのでお客様が気を悪くしないかと心配で催促なんてできません。

なのでminneが自動メールで催促してくれていて本当にありがたいです。

どんなメッセージかご紹介しますね。

メールのずーっと下までスクロールしなければ気づいてもらえないかもですが...。

(ちなみに後払い決済のお客様にはこの文面は無かったです。)

    レビューの呪縛から解放されよう

    「ローマは一日にして成らず」です。

    レビューが多いショップはたくさん売上げがあって、そもそも何年も長く運営しています。

    そんなショップさんと比べたところでそもそも土俵が違います。

    比べていいのはあなたの過去

    きっと前より今のほうが良くなっているはずです。

    あなたのショップのレビュー率が平均値以上ならば、もうレビューの呪縛から解放されませんか?

    レビューはお客様に委ねましょう。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。

    レビューの力が欲しいばかりにレビューの沼にはまってはいないでしょうか?

    レビューはお客様に委ねて、作家として販売者として自分のするべきこと全力でやり続けていきましょう。

    続けていかなければそこで成長は終わりです。

    ぜひ息の長いショップになって、一つ一つのレビューに感謝して一緒に成長していきましょう。

    スポンサーリンク
    おすすめの記事